人の言葉とは変な所で引っかかるもんだ
発端は…
あれは、10年以上前の話だったと思う。
彼の母親が介護が必要になった。
それまでとても疎遠だった。
家族が一つなる様は見ていて良いものだと思った。
若い私はあんまり気にしていなかったし、当時は「やらなきゃ」そんな使命感でいたと思う。
在宅がいい。誰しもが思う事で、多分車椅子が限界であった。
その時の住まいはエレベーターがなかったし、2階である。引越しが必要となった。(以前の記事の床にスチール缶も原因です)
彼には姉がいる。はっきり言って彼と姉は仲が良くない。でも今回の事を機に距離が縮んだ。
そこもヤバかった。
確執はなぜうまれたか?
医療系の職業であったため、重宝された。結局在宅は難しいという事で施設入所方向になった。
ある日彼からこんな話を聞いた。
今の住まいを探すのに苦労した時話した。部長がいたから狭き門でもあった。と姉に話したらしい。すると…
「捨てたらよかったんちゃうん」と言った。
心臓が痛かった。実際軽い期外収縮を起こしたと思う。…え?何て?
しばらくモヤモヤした。その後も
「親は家で見ないといけない」
「うちは子供もいるし、転勤族」そのくせマンションを購入している。
全部押し付けてきて、自分は調子のいい時に我が物顔で母親の様子を見にうちに来る。怒りが頂点に達しそうになった。
ある日、夜勤で歳上の同僚に話した。
「ねえ、それ大丈夫なん?私がくろあんさんのお母さんなら心配で仕方ない」
その言葉に決心がついた。
次の日、彼に電話をした。(彼はこの時実家に戻っていた)
今の自分の思いを話すと
「わかった。あいつ(姉)に話してくる。大丈夫やから」
そのあとは姉弟のバトルスタートである。
嫁姑(←なってない)関係になるってこんな感じかとワイン片手に(下戸)バトルを眺めていた。
その後
結局、母親は施設に入所した。後悔も可哀想もなかった。なぜなら、母親自身も姉寄りの人だった。口では「あなたも大切に思っている」というが、思い通りにならない彼の説得役にすぎなかった。気に入らないことがあれば姉に連絡して、思い通りになるようにして、施設にも迷惑をかけていた。
施設側からも「キーパーソン(なんかあった時の連絡先)はお姉さんにした方が良いんじゃないですか?」と、言われたが姉が許可しなかった。
親戚のおじさんが、間に入ってくれて結局は姉の方に行った。多分施設にいるのだろうと思う。連絡もない。
そうそう、あの人
最近、相談した同僚が定年退職をした。簡単な飲み会を催した。
「何かお礼しよう」
その日は二人の退職者がいたが、恩人(勝手にそう思った)には違うものをと思い、ムーミンのマグカップを追加して渡した。
あの時のお礼を話した。今の自分はあの時の言葉があったからこうしている。
「あー、あれ?いや、あのあと余計なこと言ったかな?って思ってたの。役に立ってよかったわ。」
あんまり深く考えていなかったみたいだ😓
部長もいい迷惑である。安住の地を離れた挙句
#黒猫部長
#ホームレス←new⭐️
なんて余計なハッシュタグがつくじゃないか!(笑い事ではない)
今思えば、若い私にとって部長を捨てるとかいう話は地雷だったんだろうと思う(現在も絶賛地雷)。姉本人はあの後冗談だったと言ってきたらしいが…無理やな。今も思い出すと◯意が湧き出てくる。
みなさん、言葉には大きな力があります。使い方には注意しましょう(喪黒福造か!)
そして、もしこの話を読んで不快に感じられた方がいたら、ごめんなさい。
あくまで私の昔の経験として、今だから話せる出来事として書きました。


口は災いの元とも云いますし、
言霊って本当にその通りに向かっていきます。
より具体的にイメージしてしまうからでしょうね、良き方へ使いたいなと、改めて思いました。
くろあんさん、いつも有難う御座いますm(_ _)m ✨
かなり重い経験ですが、一番残ったのは何気ない一言が、その人の人生に長く残ることがあるという部分でした。
同僚の方の一言が背中を押し、逆にお姉さんの一言は10年以上経っても残っている。
言葉の力って、本当に良くも悪くも大きいですね。